
わたしは2008年、2018年の2回、ストレングスファインダーを受けました。
受けたものの、結果を見てなんとなくわかったような気になっていただけで「活かし方」がわかりませんでした。
ずっとモヤモヤした思いをかかえていたところ、愛読しているブログ「自分の心を殺してはいけない」の管理人であるしずかさんがストレングスファインダーの個別セッションをされるとブログに書かれていたので、これ幸いにと申し込みました。
この記事では、わたしが今までストレングスファインダーの資質をどう思っていたのか、また個別セッションを受けて考えがどう変わったのかということを中心にレポートしていきます。
ちなみに、わたしのストレングスファインダーの結果は以下です。
2008年のストレングスファインダーの上位と下位に色付けをしてあります。
10年後の2018年にはその上位と下位の資質がどう変動したのかがわかります。
わたしは2018年の結果を元にセッションを受けました。
上位の資質は以下の5つです。
- 最上志向
- 原点思考
- 内省
- 慎重さ
- 公平性
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目次
【ストレングスファインダーの活かし方】個別セッションでわかったこと
ストレングスファインダーを受ける前は、上位5つの資質がそれぞれ独立しているイメージで、どう活かしたらいいのかわかりませんでした。
個別セッションを受けた後は、この図のようにクリアになり、資質の活かし方が明確になりました。
わたしの場合、核となるのは「内省」という資質でした。
考えることで自分が研ぎ澄まされていきます。
最上志向はアンテナのように良いモノ・良いコトを的確にとらえて、内省に刺激を与えてくれます。
わたしの場合は、このブログでしているように、商品や体験の良かったことを「文章に書いて」発信することが強みにマッチしています。
同じ「文章を書く」ということでも、キュレーションサイトのまとめのように文章からエッセンスのみを抽出してアレンジし、切り貼りするのには向いていません。
「内省」がフィルターの役目をするので、自分が納得して腑に落ちたことを発信するのに向いています。
「じっくりと考えたことを書くことが得意なので、ブログのお役立ち記事とは別にもっと『自分が考えたこと』について発信するのも向いていますよ」とアドバイスをいただきました。
原点思考は、始まりにフォーカスする資質のため「そもそも」という視点を常に持つことで、書くモノに説得力と厚みを与えてくれます。
慎重さは、これらの資質をサポートするよう働いていて、相手に悪い印象を与えないようにしたり、大きな失敗をしないよう見張ってくれる役目をしてくれていることが判明しました。
公平性は、前職のルーチンワークや環境のために、下位の資質(10年前に受けたストレングスファインダーの結果では公平性は下位の資質でした)を無理やり頑張って使っていたということがクリアになりました。
(以下の記事で詳しく紹介します)
ストレングスファインダーを受けて結果を見ても、それぞれの資質がどう影響しあっているのか、また診断結果で出た強みを具体的にどう活かせばいいのか実感がわきませんでした。
けれど、個別セッションを受けて「書く」ということが自分の核である「内省」と強く結びついていることがわかりました。
ブログにこうして書きつづっていることが「自分にとても合っている」ということが明確になって、とても安心しました。
また最近悩んでいた仕事の進路やブログの方向性にも、ストレングスファインダーを通して太い芯が据えられたように、力強く頼もしい気持ちになりました。
【ストレングスファインダーの活かし方】上位の資質紹介
個別セッションでは上位5つの資質について1つずつカードを見ながら自分にとって強く当てはまること、その資質にまつわるエピソードを体験を交えて話していきました。
その流れに沿って、わたしのそれぞれの上位の資質について以下の視点からくわしく紹介していきます。
- わたしがストレングスファインダーの個別セッションを受ける前に思っていたこと
- 日常生活で資質を意識したエピソード
- 資質が暴走しないよう気をつけていたこと
- 個別セッションを通してわかったこと
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【ストレングスファインダーの活かし方】内省
わたしは、気づいたらいつも考えています。
ゆっくり一人でお風呂に入れる時は(平日は子供と一緒にササッと入ります)、お風呂を暗くして考えを整理します。
ブログで加筆をするべき箇所、新しいブログのネタ、仕事のこと、予防接種のスケジュール、保育園の行事、明日の食事の用意など、次から次へと泡のようにポコポコと考えることがわいてきます。
夜寝る時は、そういった「考えてしまう」性質が強く出るので、いつかTwitterで見た「連想しないゲーム」をして寝ています。
詳しくはコチラ(外部リンク)>>>ひろゆきの寝れない時に必ず寝れる方法がスゴい連想式睡眠法
「ね」ではじまる言葉をねこ→ねんど→ねっとうといった風に、連想ゲームでもしりとりでもなく、あえて関連しない言葉をポンポン思い浮かべていくゲームです。
つい一人で寝ているとイヤなことやネガティブなことを考えてしまいがちです。
仕事のことを考えると、眠れなくなることもありました。
そうならないために、意識的にこの資質をコントロールしていました。
自分のこの「内省」という資質は、個別セッションを受ける前はネガティブにとらえていました。
常に頭の中が休まらなくて同じことを考えつづけていて疲れてしまう資質なんだと、うっとうしく思っていました。
しかし、この「内省」こそがわたしの核になる資質でした。
「内省」は、わたしの個性の武器になるフィルターです。
じっくりと自分が考えぬいたことは、コンテンツになるという意識を持って自発的に発信していく(ブログを書いていく)ことをすすめられました。
「内省」を持っている人はノートなどに考えを書いて整理することが好きな人が多く、書くことと相性がいいそうです。
言われてみれば、思い当たることがありました。
このブログもそうですが、中学生の頃からノートに詩や小説を書き始めていました。
大学は日本文学科に進み、4万字程度の小説を5回は書き上げたことがあります。
ただ、同じ日本学科の友達は10万字の小説を軽々書いていたので、自分が「書くことが得意」とはあまり思っていませんでした。
「それは、まわりが特殊なだけで4万字書けたら十分書くことが得意ですよ」とコーチであるしずかさんに言われてハッとしました。
思い出したのは、文章を書くのが苦手な夫のことです。
夫は毎朝保育園の保育ノートに子供の家庭での様子を一筆書くのが苦痛で、わたしが代わって毎日書いています。
朝の2分でも、すらすらと子供の様子を書くことができて、そのことをまったく苦に思っていませんでした。
今までは「書く」ことと「内省」という資質を、自分の中で結びつけたことはありませんでした。
個別セッションを受けるまでは、「内省」はどちらかというと考え込んでしまう自分のクセを言い当てているだけだと思っていましたが、「内省」が文章に深みと独自性を与えてくれることがわかり、この「内省」の資質が好きになりました。
関連記事>>>ストレングスファインダー「内省」持ちあるある!特徴をまとめてみた
【ストレングスファインダーの活かし方】最上志向
「最上志向」は、自分の得意なことを伸ばすことに楽しみをみいだす資質です。
だからこそ、自分の強みを理解するツールであるストレングスファインダーに強く惹かれます。
強みを活かすことと同様に、二度手間が嫌いで「だったら先に言ってよ」と効率を重視します。
わたしの場合、最上志向が核である「内省」に刺激を与える役目をします。
優れたモノ・いいモノをつかまえて、「内省」でじっくりと考えます。
わたしは慎重さや規律性という上位の資質がら、「はみ出さない」ように気をつけて毎日を送っています。
ただ、旅行だったり新しいことを時々唐突にやりたくなります。
20代後半の時はなぜだかわかりませんが「新しいことをやらなくちゃ」という焦りにかられ、お茶・着物・乗馬・三味線・陶芸・旅行などいろいろなことにチャレンジしていました。
もともと体力がなく、すぐ疲れてしまう性質なので「どうしてこんなことをしているんだろう?」と自分がやりたくて申し込んだことでも、不思議に思ったりすることもありました。
けれどコーチのしずかさんに「そういった時は、最上志向のアンテナに身を任せて、『いいと思ったコト・モノ』だけをとらえて、また『内省』のホームに戻ってくればいいですよ」と声をかけてもらって深く納得しました。
最上志向は、わたしにとっていろいろなモノの中から、いいモノを見つける「目利き」をしてくれる資質です。
そうして見つけたものをブログを通して読者に還元する、と考えることでやっと「最上志向」の活かし方がわかりました。
関連記事>>>ストレングスファインダー「最上志向」持ちあるある!特徴まとめ
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【ストレングスファインダーの活かし方】原点思考
わたしは、無意識に「そもそも」という言葉をよく使います。
けれど、わたしの「そもそも」という言葉が「怖い」と同僚に言われたことがありました。
人は「そもそも」と言われると、まるで自分が目的に合っていないことをしていると責められているような気持ちになります。
(そんな気持ちで言ったのではないとしても)
そのことから、あまり暴走しないように気をつけていた資質です。
原点思考が自分にピッタリはまると思ったことは、歴史やモノの成り立ちに触れるのが好きだと感じていることです。
「なぜ第二次世界大戦は始まったのか」を考える書籍を繰り返し読んでいたり、大学では日本文学科とあわせて史学科を志望していました。
一方で、仕事では「どうしてこのタスクがわたしに依頼されたのか」と、そのきっかけやプロジェクトが始まった理由をしっかり聞かないと動けないこともありました。
こうした「そもそも」をつきつめる資質ですが、こと「書く」ことについては説得力を与えてくれます。
また、原点思考という考え方がドッシリと根ざしているので上辺でブレることがなく、書く内容に厚みを出し信頼感を与えてくれます。
関連記事>>>ストレングスファインダー「原点思考」持ちあるある!特徴まとめ
【ストレングスファインダーの活かし方】慎重さ
慎重さは内省と結びつくと考えこんでしまうことがありますが、わたしの場合は「何が起きても大丈夫なように準備する」といったように、他の資質をサポートする役目を負ってくれています。
慎重さは「行動しないという行動をする」という性質がありますが、こちらもコーチであるしずかさんに「こうして初対面の個別セッションにでかけられるくらいだから、ネガティブには出ていないですね」と言われて安心しました。
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【ストレングスファインダーの活かし方】公平性
10年前の2008年に受けたストレングスファインダーの順位では、21位と下位の資質でした。
どうしてこの資質が下位から上がったのかというと、思い当たることが2つあります。
夫の通勤の都合上、西東京に引っ越しせざるを得なくなり、都心への通勤が難しくなりました。
それを機に地元の中小企業で事務職として転職しました。
その企業は同族経営だったので、身内とそれ以外の待遇の落差が大きく、平等でないことに強い不満をいだいていました。
また前職がIT企業だったのに比べ、FAXを毎日何百枚も使うような企業だったので、驚きとギャップに戸惑う日々でした。
変化にとんだ業務ではなく、ルーチンワークを日々淡々とこなすことが求められたので、「同じ方法で物事を繰り返す」ことを苦としない「公平性」の順位が上がったものと考えられます。
また、合わせて下位の資質である「調和性」の順位が上がったのも、頑張ってまわりに合わせていたことからきていたようです。
ちなみに前職は、わたしが最も苦手かつ興味がない、人のサポートが主な業務の総務部に異動になったのを期に退職しました。
ちょうど子供が3歳になるとフルタイム勤務に戻らざるをえないということもあり、体力的に限界だったことも理由の1つです。
下位の資質を上位に押し上げて使っていたことからもわかるように「とても無理をしていた」ことがわかりました。
正社員を退職したことをずっとどこかで引け目に感じていたので、退職という選択が正しかったのだと改めてわかってとてもスッキリしました。
【ストレングスファインダーの活かし方】個別セッションを受けたきっかけ
今回、個別セッションは愛読しているブログの管理人である、しずかみちこさんにお願いしました。
2018年春頃、ちょうどワーママ部のブログを立ち上げたばかりで、ワーママ関連のワードで検索をよくしていました。
その時、サーチの検索結果でふと目にしたのがこの記事でした。
該当記事>>>部下が全員働くママになったら、私の残業時間が減ったという話
読みやすい文章と、「なるほど」と思ったその内容に思わずブックマークをして、時々サイトを見に行っていました。
ちょうどストレングスファインダーのワークショップを開催されているという記事を読んで、10年前の2008年に、自分もストレングスファインダーを受けていたことを思い出しました。
「10年も経っていたら、きっと結果も変わっているに違いない」
そう思って、もう一度ストレングスファインダーを受けてみました。
受けてみたけれど、活かし方がやっぱりわかりません。
ストレングスファインダーの研修に行きたいと思いつつも、なかなか子供がいると日程が合わなかったり、スカイプでの個別セッションでは催行人数に満たず流れてしまったりと機会に恵まれずにいました。
今回は「念願のストレングスファインダーの個別セッションが、愛読しているブログ主さんと対面でできる!」と2度おいしい状況に思わず飛びつきました。
【ストレングスファインダーの活かし方】まとめ
ずっとどうすればいいのかわからなかったストレングスファインダーの結果が、丁寧なヒアリングを経てスッキリと形に収まったのを見て目からウロコが落ちるようでした。
また、わたしは社交性とコミュニケーションが低いことがコンプレックスだったのですが「社交性はただ大勢とワイワイやることが好きな資質で、コミュニケーションといっても、相手の都合考えなしで話し続けることもコミュニケーションの資質です」と言われて、憧れていた資質のデメリットも知ることができました。
これからライターとして必要になるインタビュアーの役割について「自分が苦手なのでは?」と思い込んでいたのですが「共感性と最上志向があるので、インタビュアーは向いていますよ」と言われて驚きました。
むしろ一対一で対話するインタビュアーは、相手の特別なところを引き出して元気づかせることができると聞いて、俄然ヤル気になりました!
「事前にインタビューする相手の経歴などを知ることで親密性はカバーできます」と教えていただき心強かったです。
(親密性は高くもなく低くもない18位なので、『頑張れば使える』といった位置にいます)
ということで、これからはインタビューのお仕事に積極的に挑戦していきます!
もし依頼してくださる方がいたら、お問い合わせからご連絡ください。
わたしと同じように「ストレングスファインダーは受けたけど、結果を放置してしまっている」方に、ぜひ個別セッションをおすすめします。
自分が一番わかっているような気分になっている思考・行動のクセの根幹にある部分を、丁寧に紐解いてくれます。
わたし自身、資質をかなり意識してコントロールできているとお墨付きをいただいたのも、自信に繋がりました。
お申込みはコチラから!
Gallup認定ストレングスコーチのしずかみちこさんのブログ>>>自分の心を殺してはいけない