先日ストレングスファインダーの個別セッションを受けてきました。
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今回は、個別セッションでわたしの「アンテナ」といわれた「最上志向」について、特徴・具体的なエピソードをまじえて紹介していきます。
ちなみに、わたしの上位資質は以下の4つです。
- 最上志向
- 原点思考
- 内省
- 慎重さ
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目次
【ストレングスファインダー・最上志向】特徴的な資質抜粋
まずは、ストレングスファインダーで診断された内容を以下に抜粋しました。
この診断内容、同じ「最上志向」持ちだったとしても、他の資質の出方によって言い回しや書かれていることが違うそうです。
優秀であること、平均ではなく。
これがあなたの基準です。
平均以下の何かを平均より少し上に引き上げるには大変な努力を要し、あなたはそこに全く意味を見出しません。
平均以上の何かを最高のものに高めるのも、同じように多大な努力を必要としますが、はるかに胸躍ります。
自分自身のものか他の人のものかに関わらず、強みはあなたを魅了します。
真珠を追い求めるダイバーのように、あなたは強みを示す明らかな徴候を探し求めます。
生まれついての優秀さ、飲み込みの速さ、一気に上達した技能――これらがわずかでも見えることは、強みがあるかもしれないことを示す手がかりになります。
そして一旦強みを発見すると、あなたはそれを伸ばし、磨きをかけ、優秀さへ高めずにはいられません。
あなたは真珠を光り輝くまで磨くのです。
このように、この自然に長所を見分ける力は、他の人から人を区別していると見られるかもしれません。
あなたはあなたの強みを高く評価してくれる人たちと一緒に過ごすことを選びます。
同じように、自分の強みを発見しそれを伸ばしてきたと思われる人たちに惹かれます。
あなたは、あなたを型にはめて、弱点を克服させようとする人々を避ける傾向があります。
あなたは自分の弱みを嘆きながら人生を送りたくありません。
それよりも、持って生まれた天賦の才能を最大限に利用したいと考えます。
その方が楽しく、実りも多いのです。
そして意外なことに、その方がもっと大変なのです。
以下、わたしがどんな時に「最上志向」持ちだと自覚するかを、日常のエピソードを交えながら特徴について具体的に挙げていきます。
【ストレングスファインダー・最上志向】強みが活かされるエピソードに惹かれる
仕事が覚えられず、注意されても非難されても馬耳東風ですぐけろっと怒られたことも忘れてまた同じミスを繰り返すような、いわゆる職場のお荷物的なタイプの人が、クレーム傾聴係(特に対クレーマー)として真価を発揮した話を聞いて唸ってしまった。短所は長所。視点の切り替え。適材適所…!
— なちゅ。@育児マストドンBabuu (@itacchiku) 2018年6月13日
こういった強みを活かす話が好きで、よく覚えています。
以前、会社の研修で講師が話していて印象に残っていた話を1つ紹介します。
人とコミュニケーションを取るのが苦手な若手Bさんが部署異動になりました。
上司のAさんはただでさえ仕事を抱えがちな状態で、さらに厄介者を押し付けられたと思ってガッカリと落ち込んでいました。
ある日、職場にAさんとBさんしか残っていなかった時、Aさんは明日の会議の資料を作り忘れていたことに気づきました。
「ごめん、こんな時間からで悪いんだけど資料作りをお願いできるかな?」
残っていたのがBさんだけだったので、仕方なくAさんはBさんに資料作りを頼みました。
「どうせ、たいした資料はできないに違いない…」
最初に厄介者とBさんに貼ったレッテルがあるので、AさんはBさんにまったく期待していませんでした。
しかし、「できました」と上がってきた仕事をみてビックリ!
精密に分析されたキレイな資料が短時間で出来上がってきたのです。
Aさんは驚いて、褒めまくりました。
「おどろいた! こんな短時間でキレイに見やすく仕上げてくれてありがとう! とってもわかりやすよ!」
Bさんの目がキラキラと輝いて、ほっぺたがピンクになりイキイキとしてきました。
「これからは、資料作りはキミに頼むよ!!」
Bさんの特技が見出された瞬間です。
それからAさんとBさんはタッグを組んで、成果を出し続けました。
めでたし、めでたし、という話です。
活躍する場がなかったり、特技が自分でわかっていなかったりすると、居場所がなくなり苦しい思いをします。
Bさんの場合は分析・資料作りが得意だということをAさんに見出してもらって活躍に繋がりました。
だから、「置かれた場所で咲きなさい」という本のタイトルは、あんまり好きではありません。
(未読なので、ニュアンスは違うのかもしれません)
「置かれた場所が、咲けない場所だったら、もっと違う方法があるんじゃないの?」と思ってしまいます。
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【ストレングスファインダー・最上志向】苦手なことを避ける
わたしは体育の成績が、平均よりも劣っていました。
苦手だという自覚はあったので、中学は放送部、高校は美術部と運動部を避けてきました。
また、苦手を克服することにも魅力をまったく感じません。
数学も苦手だったので、あっさり捨てて私立文系を選択しました。
「苦手なことが平均的にできるようになることより、もっと得意なことを伸ばしたほうが武器になるし、魅力的だ」と常に考えていましたし、今も考えは変わっていません。
わたしは「文章を書く」ことが得意だと自分で感じているので、こうしてブログで文章を書くことでその技術を磨いています。
わたしの場合は「慎重さ」と「内省」が合わせて上位の資質として出ていたので、その傾向が特に強かったのかもしれませんが、仕事は突発的なトラブル、電話の応対、ルーチンワーク、人のサポートをすることが苦手でした。
一人でもくもくと資料を作ったり文章を書いたりしたことに対して、その質を高めることに充実感を覚えます。
【ストレングスファインダー・最上志向】無駄なことが嫌い
子供を育てていると、自分の時間がなかなか取れないので、本を読むにしても「この本は本当に読むに値する本なのか?」とじっくり考えます。
Kindleで目次・サンプルを読んでから購入します。
また、二度手間や物事がまったく進まない会議・プロジェクトも本当に嫌いです。
「わたしのこの時間を返してくれ!」と切実に思いますし、そうした場からは一刻も早く遠ざかりたいと思ってしまいます。
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【ストレングスファインダー・最上志向】キレイなもの・美しいものが好き
「どうやったら、もっとこの絵を美しくできるだろう?」と考える時に心が踊ります。
わたしの実母は美大を出ていて、油彩を趣味で描いています。
実家に帰省すると、描きかけの絵に対してアドバイスを求められます。
「この絵なんだけど、どう思う?」
その横の紫玉ねぎの薄皮の質感が表しきれていなくて『ボテッ』として見えちゃうのがすごくもったいないね。
もっと触ったら『パリパリッ』てなっちゃうような乾燥して薄い玻璃のような感じにツヤ感を出せばいいと思うよ。
後ろのグリーンは、今と同じでラフなままの方が視線が分散されなくていいと思う
絵がどうやったら魅力的になるか、手に取るようにわかります。
わたしも趣味で高校時代に油彩を絵を描いていたので、描く人の気持ちがわかるからかもしれません。
(ちなみに高校の時に全国的な美術展で入賞した経験があります)
【ストレングスファインダー・最上志向】まとめ
「最上志向」はこだわりが強いと、いつまでたっても現状に満足することがなく苦しく感じてしまう面があります。
この資質のクセを知って、ほどほどのところでアウトプットを出すように意識をするのがおすすめです。
「最上志向」の資質だけでは、いったい何に優れているのかわからない、と思いがちですが、セットで出ている上位資質をのばしてあげることに喜びを感じます。
わたしの場合はそれが「書く」ことでした。
また、書くこと以外でも「人やモノの優れているところ」が見分けられるので、その箇所を褒めて人を元気にしてあげることができます。
自分で得意なことが見つけられないのであれば、個別セッションを受けてみると客観的に指摘してもらえるのでおすすめです。