ワーママの転職エージェント活用方法

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あやえみ
ワーママ部のあやえみです
今回は、わたしが転職エージェントを使ってみてわかったコツなどをご紹介します。

わたしは転職をしようと2018年の年明けから活動をしています。
その際はエージェントを使用せず、転職サイトから個人で応募して内定をもらいました。
しかし、内定後に提示された条件での就労が難しかったため、お断りをした経緯があります。

その後、2018年の4月の異動を受けて、転職エージェントの利用を開始しました。

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転職エージェントとは

転職エージェントとは、一言で言うと人材紹介サービスの一つです。
通常、中途採用は「人材を募集する企業」と、「応募する求職者」の2者間で行われるものですが、その2者の間に入るサービスを「転職エージェント」と言います。

転職エージェントが求職者に対して提供しているサービスは、主に以下の4つです。

転職エージェントの主なサービス

  • 非公開の求人について案内してくれる・応募できる
  • キャリアについてアドバイスをしてくれる
  • 選考書類・面接対策についてアドバイスを受けられる
  • 応募企業について聞きにくいことを間に入ったエージェント経由で聞ける

転職エージェントのカラクリ

どうしてそんなふうにエージェントが親身になってくれるかというと、カラクリがあります。
エージェントを通して紹介した人材が採用となった時点で、年収の3割程度が採用をした企業より「紹介手数料」として懐に入る仕組みになっているからです。
(業界によってそのフィーには差があるようです)

採用側の企業にとっては手数料が高すぎると思われるかもしれませんが、採用側から言うと(わたしは企業の採用側からエージェントを利用したこともあります)、転職サイトでの募集は玉石混交状態で大量に応募があるのでさばくのが物理的に大変で、時間ともにかかります。

また、それだけ労力をかけたとしても、実際に採用まで結び付けられるかは未知数です。掲載料として広告費を支払ったとしても、採用人数がゼロということも……。

エージェントからの紹介であれば、エージェントが事前面談をしているので人材のクオリティは比較的安定している場合が多いです。

紹介料も実際に人を採用してから発生するので、採用側の企業としても受け入れやすいということがあります。

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ワーママが転職エージェントに登録するメリット

  • エージェントに要望すれば、希望に近い求人を紹介してくれる

自分でも転職サイトから探すことはできますが、複数の求人サイトに登録してアンテナを張り続けて、検索をし続けるというのは骨が折れる作業です。

エージェントを利用すれば、非公開の条件の良い求人を知ることができるので、単純に「求人の幅」が広がるのは事実です。

  • キャリアについてアドバイスをしてくれる

エージェントと面談をすることで自分のキャリアの棚卸しができます。
「こういった業務の側面を伸ばすのはどうでしょう?」と自分一人では気づきにくい指摘を受けることができます。

  • 選考書類・面接対策についてアドバイスを受けられる

また、エージェントは人を扱うプロのため、退職理由・志望動機など「好印象」になるようにアドバイスしてくれます。

  • 面談は電話でも可能

通常であれば面談場所に赴いて面談をしますが、子どもがいると仕事終わりに面談に行くことができません。しかし、主要なエージェントは電話での面談が可能です。

帰宅してからは子どもの世話があるため、わたしは会社近くのカフェで、昼休みに面談ができるように調整しました。

あまり静かな喫茶店では電話面談は迷惑になるので、常にザワザワしている、だだっ広いカフェを選びました。晴れている日は公園のベンチもいいかも知れないと思いました。

ワーママが転職エージェントを使いこなすコツ

「転職エージェントのカラクリ」でお伝えしましたが、「自分が高く売れる商品」であるとエージェントに思わせることが大切です。

ワーママとして残業が難しい場合があったとしても「専門性が高い」などウリになるところがあれば、それをエージェントに売り込むことが必要です。

最初から「時短希望」「残業ができない」と言い切ってしまうと「ウチでは紹介できる求人がありません」と面談時点で終了してしまいます。
わたしは5社転職エージェントに申し込みましたが、うち3社に実質的に断られました。

「良い求人がありましたらこちらからご連絡します」と言われて連絡が来たことはありません。
この文句を言われたら断られたと考えていいでしょう。
あれこれ注文を細かくつけてしまうのではなく「これだけは譲れない!」という条件を最初からクリアにして面談に臨むことをおすすめします。

またはエージェントと面談の中で話すうちに、その譲れない条件を整理していくのもアリです。
エージェントをうまく活用しましょう。

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ワーママにおすすめなエージェント

リクルートエージェント

言わずと知れた就職支援大手のエージェントサービスです。
さっそくサービスをチェック>>>リクルートエージェント

  • 求人数が豊富
  • 他社と比べると分かりますが、求人数が圧倒的に豊富です。迷ったらはじめに登録するのにおすすめのエージェントです。

  • 自分で非公開求人の検索ができる
  • 転職エージェントから紹介されたものだけではなく、自分で自発的に検索ができます。

    このサービス、当たり前のように思えますが導入している転職サービスは多くありません。

    DODAは「求人検索会」として非公開求人を検索できる会を場所を限定して開催していますが、リクルートエージェントは自宅で検索ができるので圧倒的に便利です。

  • 担当と合わなかった場合、担当を替えてもらえる
  • 面談後その担当の上司(マネージャー)から、気になったことがなかったかどうかのフォローメールが入ります。
    「◯◯って伝えたんだけど、イマイチ伝わらなかったな。担当変えてもらえないかな……」と思った時には、上司経由で担当を変えてもらうことができるようです。

  • 勤務地の東京が「23区内」と「23区外」に分けて検索ができる
  • わたしが西東京の郊外在住ということもあり都心には通勤時間の都合上就労が難しいので、分けて検索できるこちらの機能は求人検索の精度が上がる嬉しい機能でした。

サービスをチェック>>>リクルートエージェント

リアルミー

スタートアップでまだ求人数も少ないですが、「リアルミー」の名前の通り、働くパパママに合わせた時短求人を積極的に扱っています。
23区内が圧倒的に多いことが、わたしにとっての難点です。(わたしは西東京に就業希望なので……)
大企業よりも、柔軟に働くことに重きをおいたスタートアップの面白い会社の求人が多いです。
求人はLINEに届くので見逃しがなく手軽に見ることができます。

サービスをチェックする>>>リアルミー

ワーママの転職エージェント活用方法まとめ

リクルートエージェントは転職エージェントの中でも圧倒的なシェアを持つため、希望の求人のマッチ度を高めるアンケートがあったり、非公開求人に直接アクセスできたりと流れが一番洗練されていた印象でした。

東京23区内で時短勤務ができる求人を探しているなら、面白いスタートアップ企業の求人が多い「リアルミー」がおすすめです。

ワーママは転職活動をする時間の確保が難しいので、転職エージェントを味方につけて転職活動をすることはプラスです。

反面、ワーママは時短勤務や勤務地の限定など制約が多いので、それを条件としてしまうと紹介される求人の数が少なくなり、転職エージェントからもそっぽを向かれてしまうことがあります。

譲れない条件を整理して、自分の経歴をウリにして転職エージェントをうまく活用するようにしましょう。

わたしは2018年7月末に正社員の事務職を退職し、現在は在宅で派遣業務をしています。
その際に、上記転職サービスだけではなく、派遣も含めて幅広く情報収集しました。

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