布おむつの保育園で2年過ごしたメリット・デメリット

赤ちゃん 働き方・人生




あやえみ
ワーママ部のあやえみです
今回は、わたしが布おむつの保育園で過ごしたメリット・デメリットについてご紹介します。
ちなみにこの記事は「布おむつ」をおすすめするものではありません。わたしは家庭で「紙おむつ」の育児をしています。
保育園で「布おむつ」を採用していた場合、どんな風にワーママが感じたのか、という点を記事にしています。

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布おむつの園に入園した経緯

保活をした際に、5つの認可保育園・認証保育園を見学しました。
その際に、布おむつの保育園は1つでした。
自宅から保育園の近さを優先して役所に第三希望までの園を提出したのですが、受け入れ可能と連絡があったのは、第三希望の布おむつの保育園でした。
布おむつの園を選んだのではなく、結果として入園した園が布おむつの園でした。
第一子のため、まだ育児に不慣れだったわたしは「布おむつ」がどんなものか、入園前は見たこともありませんでした。
実母に聞いてみたところ、わたしを育てた時がちょうど布おむつから紙おむつに変わる過渡期だったようで、「汚れたら洗っての繰り返しで大変だった」とのことでした。
園の見学会の時に「布おむつはすべて園で用意して、自宅での洗濯は不要です」と説明を受けていたので、その点は「自宅で洗濯をしなくていいんだ」と家事の負担は軽そうだと安心していました。
この「布おむつ」の扱いですが、園によってまちまちです。
娘が通っている保育園は布おむつを園が用意してくれていましたが、自前で用意する保育園もあるようです。
また汚れた布おむつの扱いも園によって違うので、入園前に不安であれば問い合わせをすることをおすすめします。
毎日の洗い物のことなので、これによって家事のボリュームが変わってきます。

布おむつの際、保護者が準備するもの

  • 布おむつカバー

布おむつ自体は園が用意をしてくれましたが、保護者側では「布おむつカバー」の購入が必要です。1枚1,500円程度の商品が多いです。1日に2~3枚は使用するので、家庭で5、6枚の準備が必要です。(洗い替え分確保のため)
また、布おむつカバーのタイプによって留め方が違う場合があります。混乱を避けるためにも、何種類か購入した後、自分が使いやすいタイプを見つけたら、それと同じタイプの布おむつカバーを購入することをおすすめします。

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布おむつのメリット

  • 子ども自身がおしっこをしたことを把握しやすい
  • 紙おむつと違い布おむつは濡れた感覚がしっかりお尻にあるので、おむつはずれがしやすいと一般的に言われています。
    しかし、家で紙おむつをしているせいか、娘は2歳半ですがまだおむつがはずれていません……。保育園では積極的にトイレに行っているようです。

  • おむつを持ち帰らなくていいので臭くない・衛生的である
  • 臭いオムツを持ち帰らなくていいのは、かなり大きなメリットです。

    わたしの保育園では布おむつのクリーニングは園がしてくれていましたが、園の方針によっては自宅に持ち帰って洗濯が必要な場合もあるようです

布おむつのデメリット

  • 布おむつが濡れていたときに、どうしても手が汚れる
  • お迎えの際に、布おむつを外して、紙おむつに替えます。
    この時、すでにおしっこをしていると、ぐっしょりと濡れた布おむつをつまんで、バケツに入れることになります。
    紙おむつであれば、手が汚れることはありません。
    紙おむつに比べて手が汚れやすいことは確かです。
    おむつを替え終わったら横に園が用意した専用の除菌シートがあるので、それでマットを拭いた後、手を消毒します。
    ちなみにうんちをしていた場合は、先生に伝えるとお湯に浸した布おむつでお尻を拭ってくれます。

  • お迎えの時に、紙おむつに交換が必要なので手間がかかる
  • 紙おむつであれば、きっとそのまま荷物を回収して降園できるのでしょうが、布おむつから紙おむつへ、子どものおむつ替えの手間が発生します。
    紙おむつは、保育園のロッカーの個人ごとの専用カゴに1週間分(月~金曜日分の5枚)を入れておいて、足りなくなったら保護者が自宅から持ってきて補充をします。
    園の行事があり、クラスの子どもが一斉に降園しなければならない時は、一人ひとりおむつを替えている時間がないので、あらかじめ紙おむつに園の先生が替えてくれます。

  • 紙おむつと比べてズレやすい
  • 布おむつをあてて、布おむつカバーのマジックテープで留めるので、子どもが動き回るようになるとズレやすいです。ただ、保護者がなかなか慣れないだけで、保育園の先生が替えてくれた布おむつはしっかりと止められている不思議……。
    着物の着付けのように、すこしコツが必要な作業です。

  • 布おむつカバーが汚れる
  • 布おむつだけでは受け止めきれなかったおしっこ、稀にうんちが布おむつカバーにこびりついていることがあります。
    うんちがついている場合は、ビニール袋に注意書きが書かれて、汚れ物袋の中に入って返却されます。
    そのまま洗濯機の中に入れるわけにもいかないので、一度手で洗った後で、他の洗濯物と一緒に洗っています。0歳、1歳はまだうんちをする間隔が狭かったために、そういった汚れ物も1週間のうちに1、2回はありましたが、1歳の後半になってくると、うんちは1日1回に安定してきたので、布おむつカバーを汚すことはなくなりました。
    (うんち自体が大人に近づき、しっかりと固まってきたことも挙げられます)

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まとめ

布おむつ、と聞くと大変なイメージはありましたが、そんなことはありませんでした。
わたしが通っている園では、布おむつ自体を園が用意してくれていたので、恵まれていた点もあります。
自宅では紙おむつを使用しているので、「おむつはずれが早い」という布おむつの最大のメリットは享受できてはいませんが、布おむつカバーの購入費用がかかること以外は、メリットデメリットを挙げたものの、そう紙おむつと大差ないように感じました。
ワーママが2年間、布おむつの保育園で過ごした感想です。

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