「人生を救う片づけ」を読んだら家が劇的に片づいた話(写真あり)

「人生を救う片づけ」を読んだら家が劇的に片付いた話 住まい




あやえみ
ワーママ部のあやえみです

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「人生を救う片づけ」を読んだら家が劇的に片づいた話

「人生を救う片づけ」を読んだら家が劇的に片付いた話
ちょうど押入の片づけをしていたタイミングで「引き出し1つ」から始まる! 人生を救う 片づけを購入しました。

人生を救う片づけは、著者である井田典子さんの愛情や優しさが全面に出ていて、読むと片づけに対してポジティブな気持ちになれる本でした。

我が家では、2歳の娘がおもちゃをひっぱり出している状況で片づけても片づけても床が散らかる毎日です。

「マイナスをゼロに戻すだけの不毛な繰り返し」だと思ってしまうと、いつしか片づけをする気力が完全にわかなくなっていました。

わたし自身がホコリにアレルギーがあるためしぶしぶ最低限の掃除をするだけで、テーブルには保育園からのお手紙や娘の置いたおもちゃ、使い終わったコップなどが放置されてカオス状態。

人生を救う片づけを読んで、わたしが「確かにそうだなぁ」と思ったのは「部屋の中に平面を作る」重要性です。

ついモノがあふれてしまうテーブルの上や、収納ボックスの上の「面」

そこにモノが積みあがっていると、視覚的にもうるさいし、片づいていない感がものすごく出てしまうんですよね。

あと、テーブルで「さあ、手紙を書こう」と作業をしようとしても片付いていないからスペースがない!

この本を読んで、重かった腰があがり気づくと電子レンジとオーブントースターの上に積みあがっていた食器を片づけることができました。

すると、なぜかスルスルと他の場所も片付けられるようになりました。

一度片づけを始めると「片づけセンサー」が活発になって、今まではなんとも思っていなかった「ただの景色」が、ゴチャゴチャとしたモノの塊になって目の前に迫ってきてる、と感じるんですね。

片づけ後の小さな達成感を味わうと、おかしな話ですが「もっとキレイにしたい」という気持ちが「欲求」として湧いてきます。

著者も「ままならないことが多い中、片づけだけは自分でコントロールができる」と冒頭で書かれていたことが印象的でした。

わたしが片づけながら「本にこんなことが書いてあったよ」と夫に伝えると、夫も収納家具を積極的に組み立ててくれました。

また、エリアごとに「責任者」を決めると片付く、ということについても伝えると、バラバラの場所に点在していた夫のジム用品についても1つのカゴにまとめることができました。
(プロテイン、ジムに行く時に使うワイヤレスイヤホンなど)
「人生を救う片づけ」を読んだら家が劇的に片付いた話

片づけをし始めると「これをこうしたら、もっと片付く!」というアイディアが出やすくなって「片づけが加速」することを実感します。

そして片づけをすると、目に見えてスッキリして、気持ちがフッと楽になるんですよね。

不思議なことに、堆積していた不要なゴミをガンガン捨てると、体重まで減ったかのような清々しい気持ちになります。

▼ゴミは結局5袋ほど出ました
「人生を救う片づけ」を読んだら家が劇的に片付いた話

その気持ちのいい達成感を忘れずに、片づけに取り組みたいと思いました。

片づけの他に、時間の使い方やSNSとのつき合い方など、情報に振り回されがちな今の社会の中で、著者の芯の通った考えを読むことができて参考になりました。

またこれからわたしがいずれ直面するであろう「実家の片づけ」についても触れています。

親の気持ちを尊重した考えに触れることができて、きたるべき実家の片づけ、親の衰えについて心づもりができました。

「わたしが心地よいと思うことが親にとって心地いいとは限らない」という当たり前だけれど気づきにくいことについて素直で愛情深い文章で語られていて、スッと心の中に入ってきました。

人生を救う片づけでは、著者の片づいたご自宅から、片づけを手伝った家のビフォーアフターの写真が使われて、それを見るだけでもヤル気が出ます。

海外の部屋を片づけた体験記も入っていて、ボリュームは満点です。

香港とスウェーデンの生活習慣や考えの違いまで読むことができて楽しかったです。

そして、どこの国でも「片づけ」の問題はあるのだな、としみじみしました。

「人生を救う片づけ」を読んでわたしが実際に片づけたところ

わたしは自分のテリトリーでもあるキッチンまわりをまず中心に片づけました。

「人生を救う片づけ」を読んだら家が劇的に片付いた話

ずっとどうにかしなければと思っていたドリンクのストック場所についても、スッキリとした家具に買い換えることができました。

「人生を救う片づけ」を読んだら家が劇的に片付いた話

「出分減納(だわへし)」といって、出して分けて減らして収納することを徹底しました。

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「人生を救う片づけ」のKindle版注意点

Kindle版は文字が小さく読みにくいのだけが難点です。

わたしはiPadも持っているので問題はありませんが、Amazonの評価を見ると、人によっては紙の本で購入しなおした方もいるそうです。

「人生を救う片づけ」まとめ

「人生を救う片づけ」と言うと大げさで、ともすれば地味で誠実な本の内容にそぐわないような気もしますが、ポジティブに片づけに向き合う気持ちにさせてくれるという点で良書でした。

このままスッキリとした家をキープできるようにがんばります!

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