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凪のお暇4巻ネタバレあらすじ
アパートの隣の住むゴンに「依存」してしまい、やつれきった顔の凪。
「ゴンといると空気が美味しい」という凪に対し、元カレの慎二は「その空気のうまみのために空気読んでやってくんだ?」と図星をさされてしまう。
路上で慎二と喧嘩をしているところをアパートの住人であるうららとうららのママに仲裁され、その場はおさまることに。
雨の中傘もささずに喧嘩をしていたので、うららのママからお風呂と夕ご飯を世話になる凪。
そこで、いかにゴンに依存して普段の生活をないがしろにしていたか実感する。
うららのママと「バイクで海につれていかれたら恋に落ちる」という話題で盛り上がるが、うららのママが「自分も運転できれば彼と連れ立ってどこまでも一緒に行けると思い、その翌日すぐにバイクの免許取りに行った」という話を聞き、目からウロコが落ちる凪。
普段からひとまかせだった凪は「自分の運転でどこかに行くなんて考えたことがなかった」ことに自分でも衝撃を受ける。
凪の足音を聞きつけたゴンの部屋から、女子大生が飛び出してくる。
「ゴンが帰ってきたのかもしれない」と思ってしまった、と謝る彼女の顔は完全に「依存」しきったゾンビのような顔で、凪は「たぶん今の私、彼女と同じ顔をしてる」と我に返る。
ゴンといると確かに楽しいけれど、ゴンがそばにいないときは「息してないみたいだった」と気付き、その足で自転車屋に行き、自分の運転でかつてゴンと一緒に見た海を目指す。
深夜に道に迷い、自転車で転倒してしまった凪。
膝から流血し、携帯の充電もなくなり途方に暮れた凪は、灯りのついているスナックに勇気を出して飛び込む。
そこでスナックのママと店員に話を聞いてもらうが「海に行ったところで何も変わらない」と言われてしまう。
それでも凪は「自分の意志でどこかに行きたいって思ったことがない自分と決別したい」と海行きを宣言し、応援してもらう。
「幸せの青い鳥は探すもんじゃない! 食うもんだ」とスナックのママに出してもらった青い鳥丼をかっこみ、再び凪は海を目指す。
地図をもらったものの、方向音痴な凪は場所を把握できない。
うっすらただよう磯の香りで海が近いことだけがわかる。
道で自転車をパンクさせてしまった凪は、自転車屋の開店時間まで漫画喫茶に入り時間をつぶすことに。
少女漫画を読んでいる凪の背後に、酔っぱらいの男がはりつき「個室にこない?」と誘われる。
「やみてください」と噛みながらも男を拒否できた凪。
タイヤを交換して海に向かう。
長い海底トンネルを自転車を押しながら歩いていると出口がまったく見えず、どこまで続いているかわからないことに恐怖する。
いままでの道のりを走ってきた凪は「道を間違える」ことをなにより怯えている自分に気づく。
やっとの思いでたどり着いた海は「フツー」だった。
ゴンへの「依存」要素がなくなった海は記憶よりも濁っていて汚かったが、自分の意思で遠くまできたことがなかった凪にとっては「自分の意思で自分の運転で目的地にたどり着けたって事実だけ」で充分だった。
凪が海から帰ってきたその時、ちょうどアパートの隣の部屋のゴンは修羅場の真っ最中だった。
女子大生から「ゴンゴンは私にとて害悪なドラッグだった」と言われ別れる。
ゴンは「かわいい、面白いから優しくしたい」と思った相手にその通りにすると、依存されて、壊れてしまった相手が勝手に離れていく感覚を持っている。
凪はうららと作ったちぎりパンを手土産にゴンに会いに行き「前のようにいち隣人としてよろしく」と挨拶をする。
ゴンはそれを受け入れるが「食べたくなったらいつでも言ってね」と誘惑する。
凪なら「壊れないかもしれない」と思い、胸に「トッ」と違和感を覚えるゴン。
それがなんなのかまだ気づいていないゴンだった。
凪は引っ越しの時に腐らせてしまったぬか床を引取に、慎二の家に行く。
慎二はまだ凪のことが忘れられず、従順で素直で優しかった凪の幻影にさいなまれていた。
「ぬか床を捨てないでいてくれてありがとう!」という凪の可愛さにあてられ、凪の夢を連日みることに嫌気のさしていた慎二。
しかし、新しく職場に配属された「市川円(まどか)」という髪の毛がサラサラで可愛らしい容姿の女性に目を見張る。
~5巻に続く~
凪のお暇4巻ネタバレ感想・市川円(まどか)とは?
凪の元カレ・我聞慎二の部署に新しく配属された女性会社員。
大阪から急遽の異動になった。
サラサラの肩下までの長い髪に、可愛らしい顔立ちの女性。
「我聞さんの噂はかねがね。憧れの人と一緒に働けて感激ですっ。よろしくお願いします!!」と我聞に挨拶。
それを見て我聞は髪もサラサラで好みだけど「顔がかわいい。圧倒的に」とモロにタイプだと市川円を見て目を見開く。
今まで過去の凪の呪縛にとらわれていた慎二だったが、凪を忘れて新しい恋がはじまるのか!?
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凪のお暇4巻ネタバレ感想
凪に執着していた元カレ・慎二が新しい恋!? という最後の終わり方が気になりました。
わたしも常に空気読んじゃう方なので、凪の悩みは自分につきささってきます。
お暇(おいとま)をへて自分を積極的に「変えよう」と前をむく凪のまっすぐさに、心を洗われました。
一方的に思いをよせていたゴンとも決別できて、さらにゴンから恋されちゃった? という新しい展開が!
4巻の巻末には
- はじめての気持ちを知るゴン
- 新しい道を歩もうとする凪
- そして、慎二にも大きな変化が…?
とあるのでこれからの展開から目がはなせません!
個人的に、慎二には凪にとらわれていて欲しい気持ちもありますが……。
主人公総モテ展開が好きなので。
凪のお暇は登場人物の気持ちの流れが丁寧に描かれているので、大人になっても安心して楽しめる漫画です。
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