【凪のお暇1巻ネタバレ】あらすじ・感想!彼氏・慎二との関係は?

凪のお暇ネタバレ1巻 漫画・ラノベ




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【凪のお暇1巻ネタバレ】


空気を読んで気をまわしすぎてしまうOLの凪は、同僚から仕事を押し付けられてしまう毎日。

モラハラ彼氏・慎二の発言を偶然聞いてしまい、ストレスから過呼吸の発作をおこし退職してしまいます。
ドロップアウトした凪は、しばしのお暇(おいとま)をもらい自分を見つめ直すことにしました。

変わろうと一歩を踏み出す凪の勇気に元気をもらえる1巻です。

また元カレ慎二や、アパートの隣人ゴンとの関係も見どころです。

【凪のお暇】1話ネタバレ「凪、ドロップアウトする」


大島凪(おおしまなぎ)は節約が趣味の28歳のOL。

サラサラの髪にコンサバの服を着て、「女子アナ」のような雰囲気の凪。
「空気読む」ことにいっぱいいっぱいで、「わかるー」しかいわない凪は女子の同僚から雑務を押し付けられて一人残業することなんて日常茶飯事。

「なんだかなぁ」という毎日を送る凪ですが、同僚に隠している強力なカードがあります。

それは営業部のエース「我聞慎二(がもうしんじ)」と付き合っていること。
慎二が早く結婚してくれればこの「なんだかなぁ」の毎日がひっくり返る、と凪は信じていました。

でも、ある日の夜、いつものように同僚に仕事を押し付けられた後、慎二のモラハラ発言を聞いてしまいます。

作るメシも貧乏くさいしコンセントとかいちいち抜くし
なんつーの節約系女子?
俺そういうケチくさい女生理的に無理なんだわ
「凪のお暇」1巻より引用)

この発言を聞いた凪は過呼吸の発作を起こして倒れてしまいます。

空気は読むものじゃなくて吸ってはくものだ

そう悟った凪は退職(=ドロップアウト)を選びます。
都心の2LDKから郊外の6畳1間に引っ越し、服も家具も人間関係も断捨離して、凪のお暇(おいとま)がスタートします。

【凪のお暇】2話ネタバレ「凪、暑さに溶ける」


夏、クーラーのないボロアパートはまさに蒸し風呂状態。
100万円の貯金しかない凪はクーラーの設置もできません。

あまりの暑さに凪は図書館に逃避します。
そこで手にとったのは自己啓発系の本。

真っ白なノートに未来の自分のなりたい姿を書こう、と向かい合っても凪はなにも思いつけませんでした。

「早まった?」と早くも退職を後悔しかけたその時、二階から洗濯物が落ちてきます。

凪の二階の住人は、小汚い格好で自販機のお釣りを漁ったりパンの耳を恵んでもらったりと「人として終わってる」と近所の人が噂するおばあさん。

おそるおそる洗濯物を届けると、おばあさんは感じがよく、日々の生活を工夫して豊かに楽しんでいる人でした。

部屋にプロジェクターを設置して趣味の映画を楽しんだり、パンの耳でお菓子を手作りしたりと、凪が「自分も独りのままいつかああなるのではないか」と恐れていた姿とは真逆でした。

ドアの外側から見ただけじゃわからないこと
「凪のお暇」1巻より引用)

いつも人目を気にしていた凪。
「カッコイイ」とおばあさんに感銘を受けた凪は、ずっと拾うのをためらっていたゴミ捨て場の扇風機を部屋に持ち帰ります。

黄色いスプレーペンキでキレイに色を塗ってリメイク!
扇風機とアイスノンで、熱帯夜を乗り切ることに成功します。

真っ白いノートに「暑さに勝つ!!」目標を書いた凪でした。

【凪のお暇】3話ネタバレ「凪、散歩する」

平日の昼間からカジュアルな服、すっぴん、クセ毛そのままに外出する凪。
働いてないことを引け目に感じ、人目を避けているうちに路地に迷い込みます。

そこで偶然見つけたのが駅前のスーパーよりも価格が圧倒的に安い「八百屋のアニキ」。

喜んで購入したものの、小松菜が400円高く計算されていました。
でも怖い店員、殺伐とした雰囲気の主婦たちに気圧されて指摘することができません。

諦めようとしたときに「あ、また空気読んでる」と気づいた凪は思い切って店員さんに声をかけます。
強面の店員は、思いがけず素直に間違いを認めて返金に対応してくれました。

店員は入りたてで手打ちのレジに緊張していただけだったということが、隣のおばさんのフォローで発覚します。
更におばさんから「これで見逃してやって」とエノキをサービスされて凪は感動します。

勇気を出したから見られた光景に「嬉しい」と目を輝かせる凪。

その流れで、腕のタトゥーが怖いと話しかけられなかったアパートの隣人・ゴンにも「ゴーヤ食べないんですか?」と話しかけます。

ゴンがベランダに放置していたゴーヤがずっと気になっていた凪。

黄色くなってしまったゴーヤも種のまわりの赤い部分が甘くて美味しいことを力説して、ゴンに食べてもらいます。
「ウマイ」と共感してもらって喜んでいるところに、断捨離とともに捨て去った元彼・慎二が現れます。

クセ毛を隠そうとする凪の腕を引き剥がして頭をかきまわし「ブスになったなぁ」と言った慎二に幸せな気分がふっとびます。

【凪のお暇】4話ネタバレ「凪、吼える!」

慎二に頭をかきまわされている様子を、隣に住む小学生女子のうららにジッと見られてしまいます。

そのことから、クセ毛を母に無理やりとかされて痛い思いをした小学生時代がプレイバック。

クセ毛をそのままに登校したら「触ったらモジャモジャが伝染っちゃう」と仲間ハズレにされた思い出がよみがえります。

ズカズカと強引に部屋にあがりこむ慎二に、ストレスからまた震えがこみあげてくる凪。

ありのままの私をあなたは愛してくれなくていいから
今後一切
私にかかわらないでください!!
「凪のお暇」1巻より引用)

ずっと逆らえなかった慎二に決別宣言をします。
しかし、すかさず慎二は「やだね」と言い切ります。

「いいか凪。おまえは絶対変われない」と呪いのような言葉をかけて帰る慎二。

慎二は凪の前では涙を見せませんでしたが、人目もはばからず号泣します。
その泣きっぷりは、すれ違った女性も「ちょっと今の人見た?めちゃくちゃ泣いてた!ボロ泣き!!」と振り返るほど。

翌日、凪はうららから「もじゃもじゃ頭」を軽蔑されていたのではなく「ふわふわの頭をずっと触りたい」と思っていたと告白されます。

涙目になりながら「私、変わりたい。絶対」と思いを新たにしたのでした。

【凪のお暇】5話ネタバレ「凪、動く」

貯金が税金の支払いで目減りしていくことに焦る凪。
ハローワークに失業保険を受け取りに手続きに行きます。

そこで同じく窓口の対応に苦戦する同年代の女性・坂本と知り合います。

前職と同じ待遇で検索しても、ハローワークでは1件もヒットしません。

坂本から誘われ気分転換にお茶をすることになります。
快く応じたものの、なんとそこで坂本からパワーストーンのブレスレットの勧誘をされてしまいます。

慎二からも「なめられてんだよ」と言われていたように、凪は今まで商品をすすめた人の笑顔が崩れるのを見るのが怖くて勧誘を断れませんでした。
でも、坂本からの勧誘はきっぱりと「いらないです」と断ることができました。

けれど、慌てていたために財布だけ持ちバッグを喫茶店に置いてきてしまいました。
そんな凪を、坂本が追いかけてきます。
石のブレスレットの素晴らしさを説いてまわったら友達が一人もいなくなってしまったと泣く坂本に対し、凪は「石の話抜きだったら、今までどおり普通に話しましょう」と伝えます。

自分のことを「アホなのかも」と思いつつ、坂本に声をかけたことに後悔はありませんでした。

【凪のお暇】6話ネタバレ「凪、回る」

ゴーヤの件をきっかけに、アパートの隣人・ゴンと挨拶をするようになった凪。

ゴンのことをリア充・パーティーピープル系だと感じ、自分とは別人種だと思って一線をひいていましたが、凪がイベントチラシのアドバイスしたことをきっかけに距離がグンと縮まります。
チラシのアドバイスに感激したゴンに、凪はギュッと抱きしめられます。

ゴンの素直な愛情表現と垣根のない距離感に驚き、顔が赤くなる凪でした。
仕事がバリバリできてピシッとしている元カレ・慎二とは真逆の、ゆるい雰囲気をまとったゴン。

「今までと真逆のタイプに目を向けてみるとか」と恋バナを話していた時に坂本から言われた言葉がリフレインします。

一方、慎二はというと、凪に未練をたっぷり引きずっていました。
部長に連れて行かれた贔屓の店で、凪に似た夜の蝶・杏(あん)に「まだ凪のことがメッッッッチャ好きなんだわ」と愚痴る慎二なのでした。

【凪のお暇1巻ネタバレ】感想


空気を読んで、気を使いすぎて、空回り。
ストレスで過呼吸になって疲れ果ててしまった凪に、自分を重ね合わせる女性は多いでしょう。
もちろんわたしもその一人です。

少しでも、そんな自分を変えたいと一歩ずつ前進する凪にエールを送りたくなる1巻です。

モラハラな元彼・慎二との関係もそうですが、正反対の魅力を持つ隣人・ゴンとの関係も気になるところ。

これからの展開に期待です!
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