
王様のブランチで売れ筋の本として紹介されていた神メンタル 「心が強い人」の人生は思い通りを読み終わったのでレビューします。
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神メンタル「心が強い人」の人生は思い通りレビュー
この本は一言でいうと「理想に向かって行動を変える」ために「徹底的に脳をダマす」方法が書かれた本です。
よくある自己啓発書と言えばそうですが、フワッとまとめておらず、ポイントポイントで「実際にやってみる」ワークがはさまれていることが特徴です。
- 三日坊主になるのは当たり前!
そうならないために、すでにある習慣の中にいかに自然に付け加えるか探す - 目標をパスワードにする
- すでに夢を叶えた状態になりきってインタビューを受ける
言葉にすると、なんだかありきたりなように思えますが、「全部、すぐやろうと思えばできる」ちょっとしたことが書かれています。
わたしが目標を設定したのは以下です。
「2022年、娘が小学校にあがる時、ブログからの月収が50万円になっていた」
なぜ過去形にしているかというと、すでに「叶えている」状態に文章をすることで、脳がそのギャップを埋めようとするからです。
わたしが月収50万円にこだわる理由は以下の3つです。
- わたしは、娘が小学校から返ってきた時に、家にいて会話がしたい
- 家にいたとしても自由にお金が稼げるということを娘に教えたい
- 本・研修・ワークショップ・習い事など興味があることに自分でお金を払いたい
これらの理由を、実際に手帳に書いています。
タイピングするよりも、書くことでより脳に定着し、刺激を受けることができるからです。
また、視覚にうったえることも効果的だそうで、わたしは自分が3年後どうなっていたいかという画像を30枚以上スマホの中に保存しました。
わたしは、それを毎日、朝晩見ることにしました。
ちなみにタイミングは美白サプリを飲む際にスマホで記録をしているので、その「ついでの習慣」にしました。
そのフォルダには、笑顔で女の子と写っている母親の姿や、家族で旅行に行っている姿、フラワーアレンジメントなど美しいものに触れて喜んでいる女性の写真が入っています。
繰り返し、繰り返し画像を見ることで、「これが目標を叶えた状態」だと脳に記憶させることができます。
本に書かれている1つひとつのことは「どこかで聞いたことがある……」と思う現象ですが、自分が「ちょっとやればできるかも」というレベルまで具体的にワークが落とし込まれているので、取り掛かりやすいです。
夢をかなえるために具体的にどうすればいいのか、という手法は書かれていません。
けれど、その答えは自分の中にあるか、自分でこれから取る行動が集めてきてくれます。
自分の中の「基準」が上がるので、上のレイヤーの物事に自分が反応できるようになっているからです。
読んだだけで「なんだかわかった気になった」と本を閉じてしまうのはもったいないです。
著者の星渉さんは、東日本大震災を経験したことをきっかけにして「強から、自分の人生の時間はすべて、自分の好きなことだけに費やす」と決意して行動しました。
わたしの場合、もうすでにやりたいことをスタートさせているので、いかにこれから「手を動かすか」ということにかかっています。
2022年に、もう一度この記事を振り返って、現状を加筆できたらと思っています。
神メンタル「心が強い人」の人生は思い通りを読んだきっかけ
ちょうど先日ストレングスファインダーの個人セッションを受けた後「もっとブログを書きたい」とモチベーションが高まっていたタイミングで、この本がテレビで紹介されていました。
関連記事>>>ストレングスファインダーの活かし方!個別セッションでわかったこと
「やりたい」という気持ちだけが燃えていても、どうやったらいいのかボタンをかけちがえているような、行動がともなっていないようなちぐはぐした気持ち……。
とはいえ、こういった自己啓発本は20代後半に20~30冊ほどは読みましたし、読んだあとは「なにか成し遂げた」ような気持ちになったまま、内容を次の日には忘れてしまうんですよね。
ただ、なんとなくスルーするにはタイミングに呼ばれたような気がしてKindle(キンドル)でポチッと電子書籍を購入しました。
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神メンタル「心が強い人」の人生は思い通り感想まとめ
神メンタル 「心が強い人」の人生は思い通りには、目標を忘れないために日常の習慣に落とし込む具体的な方法が書かれています。
表紙がボクシングのグローブをはめている女の子なので「打たれ強くなるためのメンタル講座かな?」と思ったのですが、そっちの方向ではなくて、自分の基準を変えていく具体的なワークが詰まった本でした。
書いてあることはどこかで聞きかじったことが8割なので「ふーん」という感じですが、実際にワークをやってみると、自分の意識・基準がそこまで引き上がっていなかったことに気付かされました。
自分がやりたいことを問い直して、その「基準」を更新し続けることの大切さを教えてくれた本でした。
いろいろ行動にうつすには「声に出す」などの心理的なハードルはちょこっとありますが、どれも一人でこっそりできるものなのでおすすめです。
(ちなみに一番の効果的な方法は、ワークに配偶者を引っ張り込むことのようです)
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