Google AdSense マネタイズの教科書[完全版] の書評

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Twitterで本の情報が流れてきて、ブログの運営手法に迷っていたわたしが思わず飛びついたのが『Google AdSense マネタイズの教科書[完全版] 』です。

2018年5月にアドセンスに合格してから、記事を160記事ほど書いてみたものの、「どの記事が当たるのかわからない」という状況で「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」方式に気持ちが疲弊していました。

この『Google AdSense マネタイズの教科書[完全版] 』は、夢のように楽して稼げる方法は書かれていません。

ただ記事を書くことに疲弊したブロガーに対して、アドセンスからの収入を安定させる「違うアプローチ方法もあるんだよ」ということを教えてくれる本です。

「アドセンスはアフィリエイトに対して労力が見合わずに稼ぎにくい」といった定説を覆す目からウロコの本でした。

以下の金額はあくまでイメージです

わたしは、自分が使ってみて良いモノがあれば体験記を書いてアフィリエイトを貼り、日々考えたことやお出かけ情報を書いた記事内にはアドセンスを貼って、という形でアフィリエイトとアドセンスを「なんとなく併用」していました。

その方法に「集中しきれていないもどかしさ」をずっと感じていました。

またブロガーの記事を書くレベルが相対的に上がっているため、以前のように文字数ばかりに注力して記事を書いても、狙ったキーワードで検索結果が上がりにくくなっているという状況も、その不安を後押ししました。

『Google AdSense マネタイズの教科書[完全版] 』はそんな不安を抱えてきたわたしに、「違った切り口での見方」を教えてくれました。

「着物の着付け」のように100年前も100年後も変わらない情報が主役の「サイト」を作ってアドセンス収益を安定させよう、という提案が書かれています。

テーマ選びからサイト構成まで、この1冊があればアドセンスに特化したサイトを作る考え方が頭の中にインストールされます。
(アフィリエイトの考え方はひとまず忘れること)

重要になってくるのは、今の主流になっている「ブログ論」からちょっと離れて、俯瞰してみることです。

幸いにも、わたしは2000年代前半に漫画のファンサイトを複数、5年にわたって運営していたことがあるので、その時の記憶が強烈に蘇ってきました。

以下は、わたしが作成してきた過去のファンサイトのイメージです。本が推奨している訳ではありませんので十分ご注意ください


サイトの構成を意識するという考えについては

あやえみ
あーーー…これ大学の授業でHTMLを使ってホームページを作る時にやったし、わたしも過去夜なべしてHTML手打ちで作ってきたやつだーーー!!!

お前はずっとそこにいたのに、わたしが流行ばかり追っていて、気づかなかっただけなんだな、ごめんよ…

という気持ちになりました。

また、ごちゃごちゃしていた頭の中がスッキリしたことの要因として、「ストック情報」「フロー情報」の軸があります。

わたしがこのブログ内で紹介しているのは、ほぼフロー情報です。

わたしが書いた記事にLAVA(ラバ)というホットヨガの体験記がありますが、LAVAのレッスン内容はいつ変わるかわかりませんし、LAVA自体が10年後も存続しているのかどうかは、誰にもわかりません。
よって、LAVAのホットヨガ体験記は「フロー情報」です。

反対に、「ヨガ」に古来からある基本ポーズや哲学にフォーカスした記事を書けば、それは「ストック情報」になります。

わたし自身、興味があることが多く、独身だった20代後半にお茶、着物、タロット占い、乗馬、太極拳、フラワーアレンジメント、美術館巡り、博物館巡り、ビジネスマナー研修に、と色々な体験をしてきたことを思い出しました。

純粋に芸事を上達したくて関連書籍を買って勉強しましたし、その時の本も手元に残っています。

「これって、ものすごいアドバンテージなのでは?」と、本を読みながらワクワクしました。

と、いうことで、さっそく1巡目読み終わってから1つのテーマに絞って20記事ほど書いてみました。

しかし、結果はブログから脱しきれていない「中途半端なモノ」が出来上がってしまいました。

中途半端なモノ>>>電話対応の苦手克服

敗因は以下の3つです。

  • 作り始める前に、カテゴリが十分に整理されていなかったこと
  • ページのボリュームの精査が不十分
  • サイト構造の理解不足
  • ブログの手法に引きづられてしまった

実際の自分が作ってみると、いかに「理解したつもり」になっていることが多いんだろうと恥じ入るばかりです。
(というか、フロー情報満載のこの雑記ブログでこの書評を書こうということ自体がもう恥ずかしい…!!)

そしてブログをやっていると、どうしてもその更新の手軽さからか「手を動かさなければ置いていかれる」という謎の焦燥感が大きいのですが、立ち止まって土台であるサイトのテーマ選びからじっくり取り組むことが、何よりも「近道」であると、思い知りました。

本で挙げれられている条件をクリアしつつ、かつある程度のアクセスが見込める市場選び=テーマ選びが一番難しいです。

サイト構造が~などつらつら書いてきましたが、本当にこの廃れない・かつ安定的にアクセスを集めることができるテーマ選びが9割です。

今、2巡目を読んでいるところで、この年末にしっかりとエクセルで記事数や内容、カテゴリーを決めてから作り始めようと気持ちを新たにした段階です。

年内で在宅派遣の業務が一段落しそうなので、2019年はフリーライター業務と平行して、サイト作りに精を出します。

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