悪役令嬢・転生おすすめ小説まとめ!作品の特徴・面白さを徹底解説

悪役令嬢・転生おすすめ小説 漫画・ラノベ




あやえみ
ワーママ部のあやえみです

わたしがおすすめする転生・悪役令嬢の小説を紹介します。

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悪役令嬢・転生おすすめ小説「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった」

悪役令嬢の中で一番人気といったらズバリ「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」でしょう!

転生前の主人公は庶民で「野猿」と呼ばれたほど木登りが上手で、お菓子も拾い食いするという元気いっぱいな女の子。

そんな女の子がワガママでイジワルな公爵令嬢カタリナに転生してしまった!!

主人公ヒロインと攻略対象をことごとく邪魔するカタリナはハッピーエンドで国外追放、バッドエンドで死亡という運の悪さ。
(それだけ主人公ヒロインを陰湿にいじめ抜いたため)

8歳の時に頭を強く打って前世のことを思い出したカタリナは、ゲーム知識をマル秘ノートに書いて攻略対象たちとの関係を改善することに全力をそそぎます。

といっても、土の魔力を高めるために「畑で野菜を作る」など公爵令嬢としてあるまじき発想で、いつも母親に雷を落とされています。

素直で明るいその性格が愛されて、逆ハーレム状態が続きますがカタリナ本人は自分がモテている自覚がないため婚約者のジオルド王子にキスマークをつけられても「虫?」と勘違いしてしまうほど激ニブです。

漫画は、小説の挿絵をしている方が描かれていてとってもポップでキュートな絵柄です。
小説から忠実にテンポよくまとめているので、最初は漫画から読んだほうがとっつきやすいです。

詳細はコチラ(ネタバレ注意)>>>悪役令嬢カタリナはなぜモテる?破滅フラグ・転生前・婚約破棄まとめ

▼漫画版

▼小説版

悪役令嬢・転生おすすめ小説「悪役令嬢は、ドラゴンとは踊らない」


現在、いろいろな「悪役令嬢モノ」があふれているなか、実力がひとつ飛び抜けている重厚なストーリーの転生ファンタジーがこの「悪役令嬢は、ドラゴンとは踊らない」です。

この物語の秀逸なところは、キャラが生きていること。

文字通り、キャラの生い立ちや悩み、葛藤が自然で思わず引き込まれてしまうことにあります。

よくゲームやライトノベルなどでは「王子」「騎士団長の息子」「宰相の息子」が登場しますが、薄っぺらい設定倒れのキャラクターがいることも事実です。

悪役令嬢は、ドラゴンとは踊らない」はその点、安心して読み進めることができます。

ただ、「悪役令嬢モノ」の醍醐味である、「転生前の知識を知っている」というメリットが、この「悪役令嬢はドラゴンと踊らない」では派手に活かされていないので、スカッとする展開にはあまりなりません。

いたたまれないのが、攻略対象である男性陣に「高飛車な令嬢」である印象がすでに強烈に植え付けられている状態から話がはじまること。

つまり、ものすごく嫌われている状態からスタートするんですね。

これ、他のライトノベルや漫画だとわりと早く解決できたりするんですが、「悪役令嬢は、ドラゴンとは踊らない」は展開がリアルです。

主人公が気持ちを入れ替えたことを示して、少しずつ周囲と気持ちのわだかまりをといていく過程が丁寧に描かれています。

主人公の素直で優しい性格によって、周囲のかたくなな心を徐々にとかしていく様は、かけねなしに感動します。

「小説家になろう」に連載されているWEB版は主人公にも容赦ないハードモードな物語ですが、書籍版はストーリーが大幅に変わっています。

主人公の悪役令嬢レミリアが、ゲームの攻略対象に想いを寄せられる王道展開が書籍では読めるので、わたしのおすすめとしては、「小説家になろう」に連載されているWEB版を読んでから、書籍を読むことをおすすめします。

ちなみにわたしは、どちらも好きですが、薄暗いWEB版の方が容赦がなくて好きだったりします。

(その分、イザークから悪役令嬢レミリアへのアプローチがレアで、何度もそのシーンを読み返しています)

また、他の「悪役令嬢モノ」と比べて特異なのが、悪役令嬢・レミリアは旧王家の姫君だということ。

クーデターによって、旧王家は貴族になっていて、現王家に仕えている状態です。

政治的にも現王家の女王の体制は安定しているとはいいがたい状態で、旧王家をかつぎだしたい勢力(軍部)がいます。

政治的なかけひきもしっかり書かれていて大人も十分楽しむことができます。

特に貴族ならでは心理戦についても読み応えバッチリです。

「悪役令嬢モノはどれがおすすめ?」と言われたら、迷わず「コレ!」とおすすめできる良質なファンタジーです。
▼小説版

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悪役令嬢・転生おすすめ小説「転生先が少女漫画の白豚令嬢だった」


悪役令嬢モノでまさかの「デブ」モノです。

主人公である悪役令嬢ブリトニーが転生前の記憶を取り戻したのは、婚約破棄の時でした。

愛読していた少女漫画の悪役令嬢である「白豚令嬢」は、なんとこのままだと処刑エンド

必死にダイエットをして(リバウンドもよくする)、転生前の知識を活かして美容グッズを貴族社会に売り出します。

そのあたりのリュゼとの駆け引きもよく書かれていて面白いです。

なにより主人公がダイエットに奮闘する描写が微笑ましいです。

お祖父様が伝説の軍人ということで、訓練する主人公というユニークな設定もあります。

兄代わりの従兄であるリュゼ、元婚約者のリカルドとの恋愛模様も入った、一風変わった悪役令嬢モノです。

▼漫画版

▼小説版

悪役令嬢・転生おすすめ小説「悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される」


これは元気いっぱいのドタバタ悪役令嬢モノとはうって変わって、主人公は正統派ヒロインです。

婚約者である王子が残念な頭の持ち主で王子としての自覚がない上、他の令嬢を好きになってしまいます。

正しい振る舞い・行いをしていた主人公が結果として悪者にされることに、というストーリーです。

主人公が凛として美しいのも素敵です。

自国の王子には婚約破棄されますが、隣国の王子に見初められて婚約、といった流れです。

恋愛要素が多いので、恋愛メインの悪役令嬢モノを読みたい方におすすめです。

▼漫画版

▼小説版

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悪役令嬢・転生おすすめ小説「公爵令嬢の嗜み」

簿記の知識のあるキャリアウーマンが悪役令嬢に転生!

この主人公は転生前の記憶を、学園で婚約者から断罪されている時に思い出します。
(婚約者である王子が、好きになってしまった女性に嫌がらせをした件)

罰としておくられた領地で内政をまかされて、ギルドとわたりあって銀行を設立したりと次々と現代の知識を使って改革をしていくこちらも一風変わった悪役令嬢モノです。

新しい商品であるチョコレート、絹を開発していったりと商人としての手腕も発揮されます。

主人公がとっても聡明で、危機を取りこえていくところが痛快です。

いわゆる乙女ゲームの悪役令嬢モノの範疇を超えている気もしますが、大人でも十分楽しめるボリュームある物語です。

▼漫画版

▼小説版

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